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【生活】自己防衛方法について(治安)

こんにちは。アザラシです。こちら先日緊急事態宣言が4月末まで延長になりました。現在外出も1〜2週間に一度しかできない状態です。

やはり外出禁止はストレスも溜まりますね。この前テキサス州でアジア人がナイフで襲われるといった事件も起きました。

なので現在・・・

念の為催涙スプレーを購入し、嫁共々携帯して歩きはじめました。因みにミシガンで自己防衛用に持ち運びできるものは下記の通りです。州によって法令は異なりますので、あくまでもミシガンのみの情報です。

今回は簡単に自己防衛グッズについて記載します。

 

銃(要ライセンス)

購入条件については、あまり需要がないと思うので記載しません。ネットで探せば直ぐに情報が出てきます。価格は100ドル代から購入出来、500ドルも出せば高性能な物も購入できます。

結論から言うと、自己防衛用に購入するのはオススメしません。理由は2点あります。

 

1、相手に撃つ理由を与えてしまう。

それはトラブルに巻き込まれた際、銃口を相手に向けることによって、相手に撃つ理由を与えてしまうからです。下手をすれば持っているのを誇示するだけでもかなり危険な状況に陥ってしまいます。

決死の覚悟があればいいのでしょうけど、脅しだけで銃を見せるのは自殺行為。特にアジア人はナメられますし。。。

また、Michigan Self Defense Laws(自己防衛法)という、自己防衛に関する法律があります。状況によっては命の危機をを感じた場合、状況によっては市民が射殺しても止む終えないと言うことです。

日本では過剰防衛になる可能性もあるので、自己防衛もし辛い時があります。しかしアメリカでは命に関わる事が多く、少々条件は緩く感じます。

また、銃の所有&持ち運びの申請が簡単にでき、多くの住人が所有しております。ミシガンでは車の中に銃を所持することや、持ち運びに必要な簡易免許(concealed pistol license)があれば合法です。

当該ライセンスがあれば、バーへの持ち込みは出来ませんが、レストランにも持ち込めます。

要は、治安が悪くなってくると、銃を携帯する人が増えるのです。

状況によってですが、エンカウンターした場合には全力で逃げるしか方法はありません。

自己防衛を理由として撃たれる可能性が高まるのでオススメしません。

2、銃のメンテナンスや保管が大変

銃(ピストル)といっても、大きく分けて「オートマチック」と「リボルバー」に分類されます。特にオートマチックはメンテナンスが必要で、怠ると射撃時に薬莢詰まりなどを起こしやすくなります。

なので時々メンテナンスを行う必要があります。その際、暴発が起こり時折死亡事故が発生します。

また保管も気をつけなければ、子供が悪戯し親を誤って殺害してしまうといった痛ましい事故にも発展しております。

 

上記のように、保有する事によるリスクの方が高い為、お勧めできません。(日本に帰る時に売るのも大変ですし)

 

テーザーガン(要ライセンス&講習)

https://www.taser.com/

銃弾がスタンガンになったイメージのものです。この製品を購入する際には、通常の銃を所有する方法とあまり変わりません。なので、所有するメリットとデメリット、費用を考えると、まだ銃を買った方が有効ではないのかと感じました。

丸腰やナイフ相手のセキュリティであれば使い道はあるかもしれません。

因みに所有する場合には、「持ち運び許可(concealed pistol license)」「テーザーガン所有に関するトレーニングを受講」が義務付けられます。

使用した際には、内部から排出される電極と同時にシリアル番号が書いてある紙も発射されるようです。また、識別データも送信されるとのこと。

あまり自衛用途ではないですね。。。

 

ナイフ(禁止)

ナイフはミシガンでは隠しての持ち運びは法令(Michigan Knife Laws)で禁止されています。

隠し持っている人はいるみたいですね。。。これも法令違反なので除外。

そもそもナイフ自体が簡単に致命傷を与えてしまうので、見たら全力で逃げる事をおすすめします。

 

特殊警棒

剣道もやっていたので、一番向いている自衛用品だ!と思ったのですが、法令「Michigan Expandable Baton Laws」にてナイフ同様禁止になっています。

日本では合法(無闇に持ち運んでいると軽犯罪法違反でしょっ引かれます。自衛用であっても)ですが、ミシガンでは違法です。

 

スタンガン

スタンガンはテーザーガン(許可制)を除き全面的に違法です。

日本では合法(無闇に持ち運んでいると軽犯罪法違反でしょっ引かれます。自衛用であっても)ですが、アメリカでは違法です。

 

催涙スプレー(ペッパースプレー)

法令(Pepper spray law)では、「購入、使用、持ち運び、輸送」は合法です。

ただし、含有成分率や内容量、年齢(18歳以上)や犯罪歴の条件がありました。

まぁアマゾンでオーダーできたので、誰でも出来る気がしますが。

距離も約3〜5m離れて使用できるし、相手を怯ませる事ができるのであれば、逃げる時間も稼げるのでこちらがオススメです

他にも、高圧ガスでペッパーボールを排出する「ペッパーガン」があったのですが、もう形がほぼ銃ですし、持ち運びにも気を遣うので辞めました。

そもそも使用時に固形物だと避けられる可能性もありますし。

 

以上

結局、私たちは催涙スプレーにしました。

メーカーは警察にも採用されている「Sabre red」のペッパースプレーをAmazon.comにて購入しました。$13.25で「スプレー+練習用スプレー」がついていました。家の風呂場で二人で練習した後、手荷物に加えて持ち歩いています。

あと、勘違いしないよう記載しますが、デトロイトの一部ホットゾーンは除き、こんなご時世ですが治安は他の地域と比べていいと思います。特に差別もなく、スーパーの入場制限で待っている時でも、距離を取って話しかけてくれる人も多いです。

元々アジア人に差別も少ない地域&時代ですし、今の所警戒して歩いていても「これはマズイ!」といったような事を感じる経験はありません。

なので、正直自己防衛用グッズが必要か微妙にも思いますが念の為。

色々大変な時期だとは思いますが、日本もアメリカもこれ以上ひどい状況にならないよう、願っております。

 

次回はアメリカでの医療費について記載する予定です。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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