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【法令】Minimum equipment

VFRの場合

覚え方: A-T-M-A-T-O-F-L-A-M-E-S(あ とまと ふれーむす(ふらめす可))

ベースのMinimum equipmentはこれを覚えればで大丈夫です。また、機種別のMinimum equipmentの詳細は「Pilot's Operating Handbook(POH)」に記載されていますので、確認ください。

DAY Time

A: Airspeed indicator

T: Tachometer

O: Oil pressure gauge

M: Manifold pressure gauge(Constant pitch propellerの場合。Fixed pitch propellerの機体には見かけません。)

A: Altimeter

T: Temperature gauge

O: Oil temperature gauge

F: Fuel indicator

L: Landing gear position indicator(ギア格納式の場合)

A: Anti-collision light (For aircraft manufactured after March 11, 1996)

M: Magnetic compass

E: Emergency locator transmitter (ELT)

S: Seat belt

※製造された機体年数により、Anti collision lightが必要なかったり、ELTだと「訓練空港から50NM以内の訓練飛行であれば不要」など、イレギュラーはありますが、Check rideではあまり問われることはないかと。

 

NIGHT time

覚え方:  VFR day time + FLAPS

F: Fuse

L: Landing light

A: Anti-collision lights(Beacon/strobo)

P: Position Lights (Nav)

S: Source of Power

IFRの場合

覚え方:  VFR + GRAB CARD

G: Generator (電力が無くなって計器が止まったら困りますしね)

R: Radio (IFRでは必需品です)

A: Altimeter with adjustable for baro pressure (気圧調整ができるもの)

B: Ball (inclinometer)

C: Clock(飛行中に使用します。これはコックピット内に固定されていなければなりません。時計は不可)

A: Attitude indicator(姿勢維持には必需品)

R: Rate of turn indicator(Turn Coordinator:小さな飛行機が表示されている計器です)

D: Directional gyro (Heading indicatorですね)

 

フライト中Minimum equipmentが壊れたら

直ぐに最寄りの空港へ着陸する

Minimum equipmentが壊れた状態で離陸する場合には

状況としては、フライト中のトラブルで着陸後、メンテナンスができる空港まで飛ばざるを得ない場合に起こり得る事です。Minimum equipmentは安全運行上必要不可欠だとされているものなので、実際に発生した際には、機体レンタル先へメンテナンスの依頼をする事をお勧めします。多分メンテが飛行機で来てくれるでしょう。

やることリスト

  1. 最寄りの「FSDO」へ連絡し、「Special Flight Permit」を取得
  2. 破損した計器に「INOPと書かれたプラカード」を貼付する。
  3. Deactivate the Circuit Breaker (POHを確認し特定計器のサーキットブレーカーを切る)
  4. 離陸前にログブックに故障個所を記載しておく

 

留意点

  • 人が同乗していた場合には降りてもらい、一人でフライトしなければなりません。同乗者は緊急着陸先で放置になりますね。。。
  • 目的地はメンテナンスが可能な場所までです。

 

以上

チェックライドでもよく聞かれる内容なので、絶対に覚えておきましょう。

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