使用される機体は、使用するうえで下記メンテナンスが行われている必要があります。
覚え方: AVIATE (あびえいと)
A: Annual inspection :年毎の検査です12か月点検
V: VOR inspection :IFRで使用される機体に適用されます。30日以内の点検
I: 100h inspection :使用100時間毎の検査です。レンタルする機体に適用されます。
A: Altimeter and static pressure system inspection :24か月ごとの検査
T: Transponder :24か月の検査
E: Emergency Location Transmitter(ELT) :12か月の検査。もしバッテリーだった場合には【1時間の累積時間経過 OR バッテリ寿命50%以下】になったら交換しなければなりません。
留意点
時々AVIATESという内容でも紹介されている内容ではありますが、こちらで覚えていれば問題ないでしょう。
何が異なるかというと、上記AがAD’s(Airworthiness Directives)になり、最後のSがStatic pressure systemになります。
AD’sとはFAAが各機種別に「機体の安全性に対する問題の改善指示」するために発給するものであり、それを元にInspectionします。なので、AVIATEで必要十分かと思います。
また、”ATE”の12か月や24か月の部分については、[End of calendar month]となります。なので、月末まで有効となりますので、チェックライド時に「いつまで有効?」の質問にはご注意を。