FLIGHT TRAINING IFR

【IFR−2】DAY19−DAY27(Florida情報)

お久しぶりです。どうもアザラシです。先日FloridaへNasaの打ち上げと新しいフライトスクール見学へ行ってきました。

フロリダ往復の便は満席でした。もうコロナの影響は「マスク必須」以外は日常が戻ってきたように感じます。

先ずはフロリダの感想から。

気候:フロリダはMaritime Tropical(Air Mass)に囲まれており、非常に安定した気候でした。フライトトレーニングの機体が異常に多い印象。フライトスクールも多々あり、ハリケーンを除き一年を通じて安定した気候でしょう。

治安:Nasa 発射台近くのホテルを取りました。治安を全く調べず予約したところ、どうもKMCO周辺からNasa発射台周辺はHot zoneだったことが判明。デトロイト中心地と同等の犯罪発生率でした。まぁ危ない目には会いませんでしたが。近くのセブンイレブンでお買い物していたら、駐車場で目が飛んでいる方々が注射器を受け渡していたくらいでしょうか。コロナワクチンでも打つのかな? 明るいうちは(まだ)いいですが、暗くなってきたらホテル外に出るのはやめた方が良さそうです。あと、安価なモーテルは絶対に避けるべきです。

フライトスクールについて:Part141のスクールに行ってきました。目的は冬季に限り「CPLとCFI、MER」のライセンスを取得するためです。ミシガンの寒い時期はIcing Conditionで飛べない日が多くなるからです。結果として、冬季だけフロリダに通ったとしても、費用面でも期間面からあまりメリットを感じられないため、ミシガンでトレーニングを続けることにしました。

今回お邪魔したスクールは日本人も多数来ているようです。が、機体レンタル費用、インストラクター費用が異常に高い!しかも機体とインストラクターの数がコロナの影響で少なくなっており、一週間に3回程度しか予約が取れないと言ったデメリットがあります。CPLだけで平均三〜四ヶ月かかるとの事。だったら、ミシガンでフライトした方がいいとの結論に至りました。

Mー1Visaを発給できるメリットはあったとしても、約200人の生徒に対し、約14機(+追加する予定)、メンテ3人で大丈夫なのだろうか。みなさんも事前に通いたいスクールへは確認したほうが良いかと。

以上

因みに打ち上げは延期になったため、空き空きのNASA Museumを楽しんだ後 泣く泣く帰りました。

さて前置きが相変わらず長くなりました。今回はDAY19ー27まで記載します。あまり変わり映えしない内容が多いため、今回も纏めて記載します。

DAY19−27

IFRトレーニングとのこともあり、週3回は(強風でもLow Ceilingでも)キャンセルなしで問題なく飛べています。

最近はCheckrideに向けて、良く出題されるApproachを練習中です。

Approachの種類

Visual approach

Contact approach

⭐︎Instrument approach

⭐︎Missed approach

⭐︎Radar Vectors

※⭐︎のApproachがメインとなります。

Procedure

RNAV approach(+ circling)

VOR approach (+ circling)

ILS approach

Localizer (+Back course)approach

※Circling approach の例として、「ILS RWY27でApproachし、MDAでRWY36 へ左旋回し着陸」といった様な着陸方法です。

※Multiple approach と言って、当方だとKFNTという国際空港にて様々なApproach procedureで進入訓練をしています。

進入中に左右ぶれているのは、当方使用している「Partial Panel」であるG5(Attitude indicator と Heading Indicator)が故障した状況下で、雲の中からDecision Height OR Minimum Descent Altitude まで進入する訓練中の軌跡です。

計器が故障した状態での飛行訓練が最近一番多いですかね。あとやっと最近慣れてきましたが、ATC送受話が大変でした。例題については別途記事にします。

正直PPLのFlight Followingとは比較にならない程の大変さです。できる様になってくると楽しくなりますが、それまで辛くてたまりませんでした。

以上

また各approach procedure についても別記事にてまとめようと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

最後に

最近American Airlineで乗務員がコロナ時に多々解雇されており、大量のフライトキャンセルが起きるなど混乱しているようです。今後追加で募集するなど、米国内の航空業界も景気が戻ってきそうです。インストラクター達も徐々にエアライン就職も決まっています。自分も頑張って早くインストラクターになって、フライト時間を貯めないと。

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