どうも。あざらしです。
日本に一時帰国しましたので、取り急ぎ現在のコロナ渦における入国状況について内容をまとめます。
各地点での状況
米国出国時
特筆すべき内容はありません。いつも通り預け荷物と受付を済ませ、出国手続きを行います。
米国Chicagoからの出国になりましたが、以前と比べてお見送りの車は少なかったですが、出国手続きの並びは相変わらず長蛇の列でした。
日本入国時のCOVID-19の抗原検査について(概要@成田空港)
2020年12月現在、抗原検査方法は唾液からの摂取になっています。
事前に機内にて「検疫所からのお知らせ」並びに「申請書」「税関提出書類(いつもの)」が配布されます。機内にて先に記載しておくことをお勧めします。
唾液採取後、ターミナルの一部が隔離されており、そこで結果が出るまで待機になります。唾液検査になったことにより、体感で30分程度で結果が出ていました。
但し、唾液に残渣(食べ物や不純物)が含まれていた場合、下記の手順にて再検査になります。
- 唾液検査(30分)
- 唾液検査が残渣の影響で上手く結果が出なかった場合、残渣を取り除いて再検査。(+約30分)
- それでも結果が明確に出ない場合、PCR検査(+約2時間)
※再検査にならないよう、到着前に機内にて口を濯ぐなどしておいた方が良いかと。
※再検査者は大体30~40人に一人でしょうか。便にもよって、何人もいらっしゃるようです。
最後に番号順に陰性の方は呼ばれて入国していました。
当方の体験談
予約~搭乗まで
日本へ帰国するにあたり、当家は出張するにも旅行に行くにもANAを起用しています。今回もANAで探していたのですが、問題が山積み。。。
- 羽田向けの便がない(予約できてもキャンセルになる可能性高)
- アライアンスの国内便が急遽キャンセルになる可能性が高い(実績上)
- 米国国内便の接続時間が悪すぎる
※現時点でANAの米国全体⇆日本への定期便はかなりの数が欠航していますのでご注意を。
よって、今回はデトロイトからシカゴへ車で移動し、一泊後ANA NH11 にて帰国しました。今回の便全体の搭乗人数は30人少々しか登場していませんでした。
人件費、燃料費、空港使用料などのランニングコスト絶対に赤字。。。駐機料との兼ね合いもあるのでしょうが、航空業界現在厳しい状況を肌で感じました。
妻と相談し、ANAの少しだけでも足しになればと、搭乗券は少々高めのものを購入し、いつもだったら絶対に買わない機内販売を少額ですが利用させていただきました。
あ、因みにステータス持っている方も、無料アップグレードサービスは期待しない方がいいです。
寧ろ購入できる資金があれば、是非ビジネスクラスを購入ください笑
ビジネスクラスは一人程度しかいませんでしたが、多分その人は「少しでもANAのために」若くは「極力感染リスクを減らしたい(マイルでアップグレードしようかな)」と感じて予約したのでしょう。
また渡米時にANAコラボ製品でも購入しようかな。
フライト時
小さなお子様連れも二組程度いらっしゃいました。人も少ないので、泣いてもあまり周りを気にしなくても良さよう。
機内ではCAさんと少々お話することもできました。
現在フライトトレーニングをしており、そろそろCheck rideの旨を伝えたところ、わざわざ応援の手紙やプレート、機長&副機長からの温かい応援メッセージなどを頂きました。
初めは「あぁ、プラチナメンバーの妻が誕生日が近いからかな??」と思ってプレートを嫁に渡してしまったのですが、よくよく見てみたら私宛!
筆舌に尽くし難いくらい、本当に感動しました。
多分こんなに感動したのは、控え目に言っても人生初でしょう。驚き過ぎて、初めてのATCとの会話中くらい汗だくになっていました。
正直、主夫という少々気楽で、トレーニングにも慣れてきて気が抜けてきてしまった現状に、非常に良いスパイスになりました。
当該機体の機長&副機長、CAさんといつか一緒に飛ぶぞ!と決意したフライトになりました。
さて、米国に戻ったら真空パックして家宝にしなきゃ。
日本到着後~入国審査
到着後、最後に一番お話したCA(●川)さんや機長&副機長にお礼言えなかったので、後ろ髪引かれる思いで降機。この過疎化したブログを見られるかは不明ですが、この場を借りて御礼申し上げます。お名前はここでは差し控えさせて頂きます。
その後、椅子が並べられた通路を通り検疫場へ。
隔離されたブースの中で唾液をとるのですが、目の前に画像荒目なレモンと梅の写真が。笑いを堪えながら唾液をペッペとケースへ。お近くの方も「唾液が出ません!」と報告していました。因みにその場合は検体を鼻腔から取るみたいです。
唾液提出後、機内にて記載した書類を提出。係員の指示に従い、ターミナルにて待機。
30分少々したら、徐々に呼び出しがかかります。ランダムですが、若い順から呼ばれている印象。
すぐに呼び出しがあるだろうと踏んで待っていましたが、結局私以外全員が出て行ってしまいました。
そして次の別機体から降機した乗客達が呼ばれ始め。。。
「あれ?もしかして??嘘でしょ?!」と戦々恐々と結果を待っていたら、検疫官より「ちょっと結果が微妙なので再検査しますのでお待ちください」とのこと。
え?微妙?検査結果が微妙???微妙って結果があるの??!
検疫担当者は気を使ってお菓子や水をくれたので、その時だけはホクホクしていましたが、もう生きた心地がしませんでした。
ほぼ全ての乗客達がいなくなり、私ともう一人の再検査者だけ広いターミナル内に残されました。当時は夜だったので、最後の検査者です。
妻はもう誰もいないBaggage claimにて待っていてもらい、ホテルまでのハイヤーも待っていてもらいます。「あぁ、これで陽性だったら隔離か…寿司食べたかったな…ファミチキ食べたかったな…食事はどうするのかな?」とぐるぐる思いを巡らせながら、ターミナルを徘徊し待っていました。
上記で記載した再検査の流れをなぜ知っているかというと、この時暇すぎて検疫官に絡んでいた際に入手した情報です。
かれこれ唾液採取から3時間。女性検疫官が紙を持ち小走りでこちらに向かってきます。
「結果出ました!!!(紙を広げて) 陰性です!!!!」
裁判結果を速報で持ってきて「無罪」を広げるレポーターのような調子で結果発表していただきました。
この喜びを噛み締めながら、手続きを行い無事に入国。
再検査でも陽性というわけではないのは実証できました。ご安心を。
以上
最後に
ANA最高!
5〜8年後にANAでパイロットになる事を目指し、米国でインストラクター→コミューター機パイロットとステップアップしなくては。
目下の課題はPPLのオーラルですが笑
最後までお付き合いいただきありがとうございました。