日本食満喫し、もう幸せなアザラシです。
無事に食べ過ぎて3キロ太りました。
現在社会人の時によくお世話になっていたベローチェにて執筆中です。
今回はDay15-16(12月分)を執筆します。
Day15
<コンテンツ>
Strong Crosswind でのPattern work
<操作内容>
Taxiing
Takeoff
landing
Rectangular course
所感
インストラクターに何回も言われたこと
・操縦桿操作は丁寧に!→急激な操作による体勢の不安定化(墜落リスク)
・風向きを常に意識する!→安定飛行
・着陸のフレア時、操縦桿を緩めすぎない!→急激な失速による地面への衝突
・pattern traffic 内の低速時、操縦桿は押したり引いたりではなくトリムを沢山使え!→失速リスク
・Landing時、速度や高度に不安があった場合にはGo around、若しくはFull stopをする事→リスク回避
・Pitch=Speed調整、スロットル=降下率
…解ります。わかっているんです。上手く出来ないのです…強めに注意される度に緊張感が増し、英語も対話が上手く出来なくなっている事に気づきました。自分はどう思って、どの様な操作をしたのか説明が出てきません。ずっとインストラクターが言ったことをリードバックしていました。
操縦しながら刻々と変わる風向きと風速。速度、高度、スロットル操作、同じ練習をしている他2機体&離着陸機の影響によるATCからの柔軟な指示。
フライトが終わった帰り道、運転中ずーっと「うーうーまじかー」とブツブツ呟いていました。
録画映像を見て復習する度、インストラクターへの申し訳なさと、自分の不甲斐なさで悔しくて泣きそうになります。
命が掛かっているので、厳しい指導は当たり前であり有難いのですが、やっぱり悔しいですね。飛行機降りると物腰柔らかな方で丁寧に教えて頂けるのですが、飛んでいる時には本当に怖い。
元ドライブインストラクターから見ても、生徒を1番に考えるとても良いインストラクターだと思います。
まだ18間程度のフライトですが、何千時間飛んでいるエアラインパイロットは本当に尊敬します。
Day16
チェックライドを担当されているインストラクターとソロフライト前のチェックを行ないました。
<コンテンツ>
ソロフライト前のチェック
<操作内容>
確認内容ATC対話(ATIS確認含む)
周波数操作
Slow flightPower on/off stallTaxiing (X-wind)
Takeoff (X-wind)Landing(X-wind)
Emergency procedures
結果はズタボロ。
インストラクターによってマチマチであったストールとリカバリー手順の確認も為念フライト前に確認してもらいました。しかし、実技時にはPitch upの速度とタイミングを間違え「what’s waiting for(今何待ち)?!」と何度も注意を頂きました。
またEmergency(巡航時/EG fire時/EG with Power(without含む))、Before Landing、Go around手順も正確に覚えておらず、恥の上塗り状態。
Emergency Landingの練習で規定されている指定高度前でリカバリー。そこでインストラクターからすかさず「自分の場所わかる?」と言われました。農業地帯だらけで、正直正確な場所は分からず。。
なので、「VORかこのGPSを使います」と言ったところ、無言でGPSの画面をブラックアウト。ここで負けずに「では携帯で見ます」と伝えたところ、ため息混じりに「先ず高度を上げて見渡しなさい!」と。あたり前ですね。穴があったら入りたい。
人生の中で1番恥をかいたフライトでした。まぁ命が懸かっているので、自分の恥なんざちっぽけなものですが。無知は罪なり。ここに記載し切れないほどの失敗をしましたが、今のうちに修正できるチャンスを与えてもらえたので感謝感謝です。
最後にインストラクターが「着陸とストール操作はよくなったよー」と言われ、嬉しくてルンルンで運転して帰りました。
最後に
これまで16日間分2019年末まで簡単に記載してきましたが、未だ迷っていることがあります。それはサーバー利用料を払い続け、自分の恥部を曝け出すか否か。
<リスク>
・ライセンス取得までの時間を公開することで、自分の技量を曝け出してしまう。
・このブログをエアーラインパイロットになるまで記載し続け、ある日利用者がこのブログを発見し「命預けていいのだろうか_:(´ཀ`」 ∠):」と思われるリスク。
・ネット上に残る黒歴史
はい。ただのドMでしょうか。
だったら「セスナの操縦なんて楽勝(ネット上のフライト時間改竄)!誰でも航空留学出来るし!俺だって異国の地で簡単に免許取ったし!」的な【俺すげええええ!ブログ】で、都合の悪いことカットした方がよいのかと。
はい。まぁブログ見て頂いている方も少ないので、そのままでいっか!バレないバレない。
ライセンス取得への具体的な流れが分かる様に端折らないで引き続き記載しようと思います。「こんな奴が挑戦しているし俺も大丈夫だろう」という安心感をもって挑戦ください。
因みに最近聞いた情報ですと、アメリカ人でもプライベートライセンス取得成功率は30%程度だそうです。金銭問題や技量など様々な要因があるようですが、諦める人も多いとの事。こんな事聞いたら日本男児として取らざるを得ないですね☆
アメリカがなんぼのもんじゃい!こちとら人生賭けとるんじゃい!
(ガクブル)