こんにちは。AFSPの申請に長い時間かかってしまったAzarashiです。
※2022年2月10日よりFTSP 申請という名称に変更になりました
こちらは地球の自転軸の違いか、6月、7月は日照時間が朝6時前から21時過ぎまで、外が真昼間と同じくらい明るいです。なので、余計に時間が長く感じられます。
仕事を辞めてから一時主夫として暮らし始め、はや3ヶ月。本当に辛い時間でした。(まだフライトトレーニング始まってないけども!)
ただ悪い事だらけではなかったのは確かです。電気を付けなくとも座学に取り組む事ができましたので。
今回は、前回記載したAFSPの申請のまとめ〜指紋提出までの流れを記載します。
前回記載文 https://aviationjpn.com/afspsubmit/
タイムライン実例※初回
(カッコ内、営業日 累積日数)
1、TSA AFSPのサイトへ登録
↓(DAY +1)
2、サイトからTSAへ通うスクール情報を入力し、提出
↓(DAY +1)
3、TSAからスクールへ確認(営業日2日程を要しスクールへ連絡あり)
↓(DAY +3)
4、スクールから承認が取れたのち、二週間ほど音沙汰なし。
↓(DAY +14)
5、TSAから申請料(2019年6月現在130USD)の振込依頼があるので
クレジットなどで支払ったのち、審査開始を待つ。(申請日により審査開始日は異なる)※当方は支払い後、審査開始までに1ヶ月と少しかかりました。
↓(DAY +40)
審査開始後、営業日5日程度で返答あり。※当方は1日で返答あり。
↓(DAY +1)
6、許可が出たのち、指紋をFBIへ提出するため
近隣の採取担当者へコンタクトを取り指紋採取。(2019年8月現在99USD(米国内の場合)国外だと199USD)
↓(DAY +6)
7、最終許可が出たのち、トレーニング開始。
※申請までに紆余曲折(前回分記載)ありましたが、結局土日含め3ヶ月要しました。
※以前収集した情報ですと1ヶ月以内に結果が出ると記載されていたブログもありましたが、現在は余裕を見て2ヶ月以上前から申請を始めた方が無難かと思います。また、AFSPの一回あたりの申請有効期限は12ヶ月のため、日本にいる間に済ませてから渡米をお勧めします。ただし、申請完了してから180日以内にトレーニング開始が必須です。
※米国でのトレーニングは前回記載した通り、カテゴリー毎に申請から審査開始に至るまでの日数が異なります。Initial, Instrument, Multi-engine Training(Category 3) は特に申請者が多く、Type-rated Training (Categories 1 and 2)と比較すると3週間以上の遅延が発生していました。
〜
指紋提出について
審査が通過した旨メールがあったので、早速NATAのサイトより、近隣の採取者を探しました。(都度TSAから次の指示があるので進め方に迷わないとは思います。あ、因みに日本には4名在籍者がいらっしゃいました。東京x2、神奈川、沖縄でしたが)
ご参考に: https://secure.natacs.aero/afsp/find_location.asp
ここで注意点ですが、当該サイトにはメールアドレスが記載されていますが、先ずは採取者の情報欄の下部に「AFSP Enrollment」のボタンがあるので、そちらより申請〜支払いしたのち、コンタクトを取ってください。その際に出力される書面も指紋提出に必要なので、印刷しておく必要があります。
指紋提出時に求められた書類
- Email from the TSA authorizing you for fingerprinting
※AFSPの個人ページからも、メールのコピーが印刷できます。 - Your Fingerprint Control Form
※こちらがNATAで支払いの後に出力されるものとなります。 - Valid Passport(有効なパスポート)
参考:指紋提出内容
今回当方がお世話になったのは、「kalitta air」の方でした。とても丁寧なご担当者で、初めは緊張しましたが、予約から実行までスムーズにご対応頂き、始終笑わせていただきました。
担当者は空港にいるため、昼過ぎよりアポをとり、車でWillow run airport へ向かいました。
当該空港はCLASS Dで、成田空港と同じでしたね。(まぁ区分だけで一概に大きさは測れませんが)空港上屋を撮影しようかと思ったのですが、近くに警察がいたのでビビって撮れませんでした。
指紋は、(全ての指を1本毎に採取し、親指以外の4本を同時に採取)x2枚分 し、スキャナーからPCへ取り込みを行っていました。※入室から退出まで所要時間30分程度。
指紋1本1本採取ごとに「エクセレント!」「グレート」「トレメンダス!(tremendous)」と言われました。もう、一生分褒められた気がします。
指紋提出後の許可までの所要時間
採取担当者からは、約1〜2週間はかかる旨言われました。
当方は8月21日午後採取〜21日夕刻審査に入った旨連絡〜22日朝許可 と、1日で許可がおりました。(悪い事してなくてよかった)
担当者ならびにAviation School担当者からは、「TSAからメールがAviation Schoolへ連絡が行くので待ってて」とのことなので、先方担当者からの連絡を待ちます。
今回はここまで。
そういえば指紋採取担当者へ「日本人は来た事ある??」と聞いたところ、「少しだけなら対応した。日本人より韓国人の方が多い」とのこと。
まぁそうでしょうね。特にMichiganで日本人がCPLまで取る方も少ないでしょうし。みなさん選ばれるのは、日系資本や実績のあるところ(西岸)ばかりだとは思います。(情報も多いですし、環境的にも安定しているかと思います。)
このブログで、日本人訓練生があまり(全然)いないAviation School(Part 61)でどのような事が起きるかをまた綴っていきたいと思います。
Aviation School 駐車場にて撮影。
またAviation Schoolが始まりましたら更新していきます。(先ずは英語の勉強からですが。。)
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
追記:2回目の申請状況
タイムライン実例※2回目
(カッコ内、対応日)
1、TSA AFSPのサイトへ登録
↓※2回目なので省略
2、サイトからTSAへ通うスクール情報を入力し、提出
↓(2020年 7月9日)
3、TSAからスクールへ確認
↓(2020年 7月9日)
4、スクールから承認。
↓(2020年 7月9日)
5、TSAから申請料(2019年6月現在130USD)の振込依頼があるので
クレジットなどで支払ったのち、審査開始を待つ。(申請日により審査開始日は異なる)
↓(2020年 7月10日)
審査開始後、営業日5日程度で返答あり。※当方は1日で返答あり。
↓(2020年 7月11日)
6、許可が出たのち、指紋をFBIへ提出する予定だったが、2回目のため省略され最終許可。(2020年 7月11日)
※2回目の申請でしたが、約3日で終わりました。