どうやって英語を聞くか/話すか
こんにちは、フクロウ、です。 アメリカ人は都会に行けば行くほど会話が早いです。 しかも、教科書には載ってない俗語を多用するので相乗効果で聞き取れないし意味もわかりません。 今回は、いかにして英語を聞くか/話すか、英語の国別の特徴を話したいと思います。
私は特別な英語経験値がなかったので、いきなりアメリカの新規顧客前に出張に行かされて話すまで、本当に日本の受験生レベルの英語力しか持ち合わせていませんでした。
ただ、新規顧客を獲得したい思いで必死に拙い英語で臨みましたが、初回結果は正直、何言っているかわからなくて自分のできの悪さに非常に落ち込んだことを覚えています。 上司からは、君の英語はわからない、とも言われ、私も自分が何を言っているか説明したい日本語と英語能力がかみ合わず、ただストレスが溜まった初回でした。
アメリカ人は正直です。 発音もかけ離れ、拙い英語に加え、理解してるかわからないにも拘わらず、理解している風に相槌を打つ日本人に対して ”日本人は英語が話せないから取引を避けている”、と率直に言います。会社間取引ではあたりまえですね。
ただ、ここで落ち込んでいたら何も変わりません。
凄く落ち込んで、もう日本に引きこもりたい気持ちですが、待て待て待て。
考えてみよう、なんで話せないのか。犬だって英語わかっているじゃないか。
結局は、
- 俗語が多い
- 自分の感覚で言葉や説明を生み出す
- 言葉を抜かす/くっつけるので本来の純粋な発音とは違う
からだと考えています
対策としては、たくさん経験値を積む、ことのように一日にちて成し遂げられない努力が必要です。
1.口で繰り返す-ネットでもある3分間ニュース番組を聞いて、ただ繰り返す 。慣れると意味も頭に入ってきます
2.書き出してみる-ネットでもある3分間ニュース番組を聞いて、聞き取れるだけ書き出す 。次にCC(英語字幕)付きで再度閲覧して答え合わせ
3.わからない単語はメモ帳に日訳込みで記入し寝る前に復唱
が、私のおすすめになります。
特におすすめは、テレビのリモコンにcc(またはinfoボタンから画面にccのON/OFFが表示される)ボタンがあり、 これで英語字幕表示させることができます。たとえ聞き取れなくても文字を目で追って理解することもできます。
そして、昨日覚えた単語や言葉の使いまわしは、次の日に誰かに使ってみます。 すると、記憶に定着します。
1日1コの暗記でも、毎日行うことが上達の基本だと思います。
- 英語の国別の特徴
英語の国別の特徴私は仕事で、アメリカ人の顧客対応、EU圏工場調整、アジア圏サプライヤ調整、日本本社へのフィードバックを常日頃対応しています。 EU圏は基本的には大学卒は英語は流暢にできますが、私の経験上での各国別の英語力は以下になります。
英語の国別の特徴
- ギリシャ:観光国家なので英語はみんな流暢。ギリシャ語は舌を巻くので英語発音にもそれが反映されている。
- ドイツ:若い世代で大学卒であれば流暢。世界標準で通じると思っているのか、結構な割合でドイツ語読みの英語を使ってくる。例えばえばDataはデータだが、ダータとか言う。Canはキャンだが、カンとも。
- ロシア:冷戦時代の面影なのか、流暢ではない。かきくけこ系、さしすせそ系の単語はもうロシア語にしか聞こえない。
- イタリア:基本的には流暢だが、EU圏では劣る部類。イタリア語のイントネーションで英語を話すので語尾の音が上がる人が多い。
- フランス:あまり流暢ではない。発音はフランス語にしか聞こえないが人によっては聞き取りやすい。
- ポーランド:あまり流暢ではないが、発音に大きなクセなく聞き取りやすい人が多いイメージ。
- メキシコ:国境を渡って来る人も多いから国内でも英語教育はしっかりしているのかと思いきや全然話せない人が多い。
- インド:大学卒であれば話せる人も多いが、アメリカ人から見ても発音が最も聞き取りにくいそう。
- ネパール:あまり流暢ではない人が多い。
- 中国:日本と同じか、大学卒でも会話が難しい人が多い。たぶん英語の作文は書ける人は多いと推測する。同じ極東アジア圏でも日本人より発音は良い。
- 台湾:中国にほぼ同じ。
日々、英語を使っていてもわからない単語、聞き取れない言葉はネイティブであってもあるそうです。 それだけ、英語は多国籍言語で、ただどの言語より理解し易いので、ここまで国際的に成長したのだと私は考えいます。
日本人だから、の言葉に続くものが、英語力が素晴らしい、と世界で謳われるよう一緒に頑張りましょう。