こんにちは。あざらしです。First Soloを終えてから「基本操作」から「ATCの送受話含めた安全管理」にカテゴリーが変わりました。
「天気が良ければSecond Soloだな!」と言われてはいましたが、毎度Wind 10KT以上 G15-20で、Initial Solo endorsementの条件下ではなかったため、今はXCの練習がメインとなります。
DAY3(XC Night)
FAA PPL取得に必要なNight Flight logの条件は下記の通りです。
※XC=Cross country
Make sure your required minimum three hours of private pilot night training includes “one cross-country flight of over 100 nautical miles total distance” and “10 takeoffs and 10 landings to a full stop (with each landing involving a flight in the traffic pattern) at an airport.”
この条件を一度に達成するため、日没一時間後 9:30過ぎからフライトをはじめました。
内容
- 出発空港にて5回のFull stop taxi back
- XCとして片道80NMのフライト(KARB - KMBS)
- 到着空港にて2回のFull stop taxi back
- 出発空港にて5回のFull stop taxi back
※総ナイトフライト時間:4時間
所感
昨年に基本操作練習中に30分程度ナイトフライト時間はありましたが、今回は初のナイトXCフライト。
気候は安定しており、始めは上空から見る夜景に心奪われました。また、今回の目的地はSaginaw internationalという国際空港だったのでウキウキ気分です。
Great lakes approach や detroit approachの管制官も深夜便が少ないので、実質私だけとの交信となり、非常にゆっくりとした口調でFlight followingをして頂きました。
フライト時の懸案事項は下記の通り。
・計器自体にバックライトは付いておらず、ダッシュボード(上部)から照らされるため、各計器上部が影になり見え辛い。特にHeading indicator。
・セクショナルチャートやVFR Navigation log の確認がライトを使わないと見えないので確認に苦慮する。
・VFR Navigation logへ重要な地点を赤字で記載していたが、持っていったライトが緑色光ではなく赤色光で「ライトで確認すると文字が読めない」笑
・米国の夏季日没は8〜9時。まさかフライトが4時間かかるとは思ってはおらず、復路の時間は深夜1時過ぎ。もうヘトヘト。(この後KARBにてFull stop taxiback x5回)
・妻にはいつも通り2〜3時間程度で帰ると伝えていたため、深夜12〜1時半の鬼電。(心配かけました)
もし今後ナイトフライトが控えているのであれば、ライトは緑色光、家族には事前に連絡しておくことをお勧めします。
※携帯のライトなどの白色光は、見てしまうと暗順応に時間がかかるため、フライトには御法度なのでご注意を。ちなみに私は「単三1本」&「光量が強過ぎない」下記ライトを米国アマゾン購入しました。2本セットで17ドル程度。
DAY4
XCと同様にVFR Navigation logを作成し、Flight followingはせずセクショナルチャートだけのフライトでした。空港名:KADG
内容
- フライト前の準備内容
目的地空港「RWY info」「WX=weather」「Magnetic Heading」「Elevation」「Traffic pattern ALT」「CTAF Freq」「ATIS OR AWOS Freq」の確認&周波数設定を事前に済ませておく
所感
今回の目的地は42NMほどで、空港名はKJYMというノンタワー空港。4500FT巡航だったのですが、Wind180@23KT以上で思ったように真っ直ぐ進みません。
もう軌跡が。笑
DAY5
今回は初空港までVFR Flight followingはせずセクショナルチャートとプロッターだけのフライトでした。空港名:KADG
その後Full stop taxiback。WIND 270@10KT G18 at KADG
内容
- フライト前の準備内容
目的地空港「RWY info」「WX=weather」「Magnetic Heading」「Elevation」「Traffic pattern ALT」「CTAF Freq」「ATIS OR AWOS Freq」の確認&周波数設定を事前に済ませておく - セクショナルチャートの確認方法
フライト中現時点の確認。プロッターを使用し、現地点からの方位偏差確認。残り飛行距離&ETA計算。残り15NM程度前からATISの聴取。
所感
飛行区間はDetroit metropolitan wayne county airport: CLASS B の管制区域に入る可能性があったのですが、Flight followingは使用せず管制区域外の高度3000〜3500を飛行する方法をとりました。
当該高度はまた強風で、300@28程度でした。結果・・・
最早どこに向かっているのか笑
周回している地点はAWOSの確認等に手間取っているところです。
今回のフライトで強く感じたのは、「事前準備が足りないと全てが後手後手になり、必須確認事項が抜けるなど安全なフライトができない」という事です。
インストラクターから「あれやった?」と指摘されるポイントは、彼にとって既に終えていなければならない内容なので、必然的に着陸までに作業する時間が足りません。
頭では当たり前と思っていても、存外理解はできていなかったようです。
以上
多々課題が残る内容でした。
DAY6からチェックライドに向けたXC他 練習になります。また次回記載します。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。