【米国】自動車の入手手段について

こんにちは。夢見る主夫Azarashiです。

当方は根っからの自動車好きであり、米国で生活するうえで必要不可欠な自動車の選定には、時間をかけました。下手に妥協すると後悔するかと思いますので、この記事が皆さまの車の選定に少しでも参考になったら幸いです。

今回の記載内容「選定方法から暫定候補」

米国でもそうですが、都市部のように公共交通機関が発達していない地域では自動車が必需品となっております。

2019年度現在、アメリカでも“自動車を所有する”から“共有する”として、Uberや乗合アプリ等も流行ってまいりました。

しかしながら、日本から駐在員OR留学として渡米する以上、自動車がないと何をするにも不便になりますし、安全性の面で購入またはリースされる事でしょう。

今回当方は中古車を購入しましたので、至るまでの流れを備忘録がてら記載します。

  • 国際運転免許は事前に日本で発行された事前提です。
  • 本記事は当方の主観が多く散りばめられています。

因みに米国では、日本でFRやFFといったような表現は使わず、RWD(Rear wheel drive)やFWD(Front wheel drive)と表現されますので、下記表現も米国式に記載しております。

では早速選定方法からお伝えします。

<選定方法>

☆運転する地域はどの様な環境か。

○気候

当方の住むミシガンはカナダとの国境付近なので、冬季は豪雪地帯になります。

出身が東京で雪道の運転経歴が浅いため、RWDは選択から早々に外しました。

※路面に悪影響とのことで、ミシガンでチェーンを巻いての運転はできません。

○運転環境

米国は自動車交通網が発達しており、高速道路が身近な移動手段です。

道幅も広く4車線道路もあり、見通しも良いので渋滞はあまりないのですが、制限速度も70マイル(113km程度)であり、追越車線では80マイル(130km)以上でピックアップトラックやSUVの大型車両が飛ばしています。

ホイールナットが攻撃的なこんな車もいました。まるで世紀末です。

これまた、運転が荒いドライバーも多く、日本で煽り運転と言われる程の車間距離で、車線変更を繰り返す運転者も少なくありません。

あと忘れてはならないのが、ヘラジカや他野生動物の存在です。時折ヘラジカと自動車が衝突する事故が起きています。

急に出てくる狸や鳥などの小~中型動物であれば、申し訳ないですが(小動物<命<自分)なので、轢いてしまえば済むのですが、ヘラジカはそうもいきません。ご立派な角がフロントガラスを突き抜け、時々死亡事故に発展します。

アメリカ人が硬い車を選びたがる気持ちもわかりますね。

☆結論:安全性が最優先

次に運転する地区の環境を加味し、選ぶポイントを考えました。

重点ポイント※上から順に記載

  • 安全性が高い
  • 予算:中古車の場合23,000 USD以内
  • 積雪地帯なので4x4 もしくはAWD(最悪でもFWD)
  • 日本であまり見ない車
  • 馬力がある
  • リセールバリュー(売値)が良い
  • 壊れにくい

※2~5人程度の使用として

※米国は石油産出国なのでガソリン代も安いため、燃費はあまり重要視していません。

次に自動車のカテゴリーについて簡単に記載します。

自動車のカテゴリーは?

当方の要求に適うカテゴリーを3つピックアップします。

・ピックアップトラック

大きさは日本の2tトラック以上はあるのではないでしょうか?

荷台にはたくさん荷物を積めるので、ソファーやクリスマスツリーも載せることができます。引っ越しの際にも役に立つことでしょう。運転者は個人的な見解ですと、結構血の気の荒い方が多い気も。。

・中型~大型SUV

有名どころだと、ランクルやグランドチェロキーなどです。

最近日本でも流行っているカテゴリーであり、高い視野が長距離運転時の負担減になります。弊害として前の車両との間隔が掴みづらくなり、煽り運転されているように感じさせてしまうこともしばしば。女性のドライバーがSUV運転される方が多いかと思います。

もともとは悪路走破を主目的として、キャンプ等のアウトドアが好きな方に親しまれてきました。現在日本では舗装路を走るためのオンロードSUVが人気です。

・中型~大型セダン

一般的な乗用車です。米国ではカムリやシビックが若者の間で人気だそうです。相似て盗難率もダントツです。

日本車でも日本にないモデル(Civicクーペ等)もあります。デザインも異なる車も多く、日本で販売すれば売れそうなモデルもありますので、選んでみるのもいいかもしれません。

日本で運転されていた方であれば、日本と同等のカテゴリーか、こちらのセダンタイプが一番車両感覚が掴み易いかと思います。

これ以外にもスポーツタイプのクーペ(2ドアタイプ)や、ワゴンなどもカテゴリーとしてありますので、ご自身の使用環境も含めたうえで選択ください。

子供がいらっしゃる家庭ですと、ワゴンやSUVなどがおすすめですね。

では次に、当方が選定に至ったメーカーとモデルを記載します。

メーカー&モデルは?

候補条件

  • 個人的な信頼感
  • アメリカ人からも評価が高い
  • 35,000 USD以下で新車から購入できるもの(リースの場合250~350USD/月程度(イニシャルコスト2~3000USD別途))※中古車で選べる範囲
  • 4X4もしくはAWDのモデル(積雪地帯のため)

※故障した際の修理費用が高いユーロ車は除外し、日本車&アメ車のみ焦点を絞りました。

※当方の地区ですとFWDの方が安価ですが、AWDの方が需要もあり高値で売れます。

※参考URL: https://www.carfax.com/

候補一覧 ※主観を含みます

※モーターシティであるデトロイト付近で、比較的多く見かけるモデルをオレンジ色で表現します。

スバル(雪国で人気の高いメーカーです。最近デトロイトでも売れ行きが好調のよう。)

  • Ascent(大型SUV)       
  • WRX(セダン、MTのみ)    
  • XV(小型SUV)
  • Forester(小型SUV)

トヨタ(世界ブランドのトヨタです。安心感が違います)

  • Tacoma(ピックアップトラック)  
  • Camry(中型セダン)       

ホンダ(当方日本ではずっと本田党でしたので)

  • Pilot(大型SUV)         

 ※Civic SIがよかったのですが、FWD&MTしかなかったため、嫁の運転も加味し除外。

マツダ(最近のモデルはかっこよく、運転もしやすかったです)

  • CX-5(中型SUV)             
  • Mazda 6(中型セダン)          

日産(最近モデルチェンジが少なすぎませんか?)

  • Rogue(日本名X-TRAIL)(小型SUV)   

FORD

 フォード ブランド(流石おひざ元だけあって、非常に多く走っています。)

  • Fusion(中型セダン)       
  • Escape(中型SUV)        
  • F-150(ピックアップトラック)   
  • FLEX(大型SUV)         

※MustangはAWD設定なし

 リンカーン ブランド

  • MKZ(大型セダン)     
  • MKC(中~大型SUV)    

FCA(フィアット・クライスラー・オートモーティブ)

ジープ ブランド(トレイルホークは悪路走破性が高く人気です)

  • Cherokee          
  • Grand Cherokee      
  • Wrangler          

 ※Compassは小型SUVであり、走行している車両と比較しても小さすぎるので除外。

ダッチ ブランド(十字がトレンドマーク。厳つい羊はRUMブランドに。)

  • Charger(中~大型セダン)       
  • Challenger(中~大型クーペ)      
  • ダッチラム(ピックアップトラック)   

クライスラー ブランド(日本でも時々見るモデルです)

  • 300C(中型セダン)         

GM(ゼネラルモーターズ)

 キャデラック ブランド(高級ブランドに該当)

  • ATS(小型セダン)          
  • CTS(中型セダン)          

 シボレー ブランド

  ※CamaroはAWD設定なし

  ※大型SUVもありましたが、最低スペックであったため除外。

―――以下は不安材料が多く候補外とした―――

ヨーロッパ車全般(米国来てまでEU車はちょっと)

GMC(見た目は無骨でカッコいいが故障率も良くわからないため除外)

ヒュンダイ(デトロイトでは一度も見ていない。販売店あるのか不明)

キア(一部のレンタカーにあり、販売店もあったが…)

以上

まとめ

  • 〇気候や道路事情などの居住環境の確認。
  • 〇自身に合う自動車のカテゴリーを選択。
  • 〇自身の候補条件をまとめる。

今回は選び方から大まかな候補までを記載しました。

この候補はすべてを網羅していません。完全なる個人的な好みとなります。

次回は、候補の絞り込みから選定までを記載します。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

  • B!