どうも。アザラシです。今回はPPL取得時の反省点と、IFRの簡単な近況について記載します。
※費用関連については、下記ブログに付記します。
反省点
- (費用&時間)インストラクターを安易に変更しない
- (費用)フライト機材は安価なC152でも問題なし
- (技量&心持ち)Soloで飛べるようになったら、早めのうちに積極的にSoloで飛ぶようにすべき
- (時間)IFR取得を目指す場合には、早めに学習を始める
解説 1. (費用&時間&技量)インストラクターを安易に変更しない
日本の教習所のように、Part61では明確なシラバスがあるわけではなく、あくまでインストラクターの感覚で「良OR不可」を決めて進めている印象です。もちろんCheckride前に他のインストラクターに確認してもらうのですが、それまではインストラクター次第になります。
当方はインストラクター事情で変更された事も二度ありますし、自分から変更を依頼した事も一度あります。自分で変更した時の理由は「本当に教える気あるのか?」と疑問に思ったからです。
変更する度に4回(約6〜7時間)程度、生徒の技量確認が入るので時間的にも費用的にもお勧めしません。
また、インストラクターによってStall手法などの各種操作手順が多少異なるので、技術的にも混乱を招きやすくなると思います。
なので、「怖い」「怒鳴られた」「英語が聞き取りにくい」程度の理由では絶対にインストラクターは変更しないことをお勧めします。マルチタスクの技量やメンタル面を鍛えるため、高圧的だったり怒鳴られたりするのはしょうがないです(笑)
訓練中は「なんで高い金払って、引くほど怒られないとならんのか!」と悔しい気持ちで一杯になるかとは思いますが、それも全て自分のためと割り切った方が楽かもしれません。
解説 2.(費用)フライト機材は安価なC152でも問題なし
当方C172を選んだ理由は、IFRの際にC172を使用すると聞いていたからです。
燃費も152と172だと+3gal/h ほど異なるので、やはりレンタル費用も1.3倍程度高額になります。しかしPPL取得した後「やっぱり機材はPA28に変更します」となった場合に完璧無駄になります。
はい。無駄にしたのは私です。詳細は追って。
C172は C152と比較し比較的安定感があるようなので、だったらC152で練習していた方が技量向上にもなるのではないでしょうか。
解説 3.(技量&心持ち)Soloで飛べるようになったら、早めのうちに積極的にSoloで飛ぶようにすべき
当方がこれに気づいたのはCheckride間際でした。考えてみたら、PPL取得したら一人で飛ぶことになるのです。Solo timeがMinimumで10h必須となりますが、本当にそれだけでいいのかと思い、Checkride間際に追加で7〜8時間程度一人でフライトしてきました。
一人の方が試行錯誤も出来、最終的に一番技術向上に役立った練習だったと思います。
4. (時間)IFR取得を目指す場合には、早めに学習を始める
IFR取得に際し、トレーニングを始める前までにはIFR Written testを受け終わっていることを勧められました。私はIFRの学習を一通り終わらせていましたが、Pre-testは受けていなかったのでここからが本格的な勉強の始まりです。
正直今年入ってからというもの、PPLのfinal checkからCheckrideまで、Oralの暗記(英語超苦手…)に躍起になってしまっていたので、IFRの内容は疎かになってしまっていました。
もっと早めに本格的に始めていればと後悔しています。勉強範囲も広く深く暗記項目が多いため、一番ライセンス取得の中で難しいらしいです。
ガンバロ
IFR訓練の近況
まず、今までお世話になっていたAnn Arbor空港のAviationから、Pontiacの国際空港にあるAviationへ変更する事にしました。
当該AviationはPart141の訓練もしているようで、きちんとしたシラバスが整っていると考えたからです。為念 実際に訪問し、責任者とも話をしてきました。
【インストラクター】19名。IFRのインストラクターは内14名いらっしゃるとのこと。Ann arborだとIFRインストラクターは数名じゃなかったかな。。
【使用機材】PA28。私はCessnaだけの経験しかないので、Low wingの機体は初めてです。ならPPL はC152で良かったな。飛行安定性は C152<C172<PA28 だそう。
【外国人人数】米国籍を保有していない生徒の在籍人数は50名程。Activeなのが25人程度とのこと。日本人は一人もいないようです。
【費用面】燃料費は別途との事で変動はしますが、今まで飛んでいたC172よりは多少安価になりそうです。
国際空港との事もあり、3つのRunwayや沢山のTaxiwayで少し大変になりそうですが、厳しい環境の方が好きなので頑張ってみようかと思います。
以上
最後までお付き合いいただきありがとうございました。